天地明察

天地明察

天地明察

この本は文庫化されたら、
絶対に読もうと決めてたけど、文庫化される様子も全然無い
(映画化も決まったと言うのに!)ので、
待ちきれずに買ってしまった。



私の勉強不足で、江戸時代の制度とか、
想像しづらい所や理解出来ない所が多々あったけど、
それでも続きが気になって仕方ない感じで、
家に帰ったらすぐに本を広げて、気づいたら1時間経ってたなんてザラ。


暦と言う地味な感じのテーマだけど、情熱が半端ない。
保科正之から暦を斬ってくれと言われる下りで、
泣きそうになった。


保科、酒井、建部、伊藤らから受け継いだ事を、
泰福ら後進に伝えて行くと言う構図が綺麗でした。