国産ロケットはなぜ墜ちるのか

国産ロケットはなぜ墜ちるのか

国産ロケットはなぜ墜ちるのか

最近は墜ちなくなったけどね。
2004年の本なので情報が古い部分があるが、
現状はあんまり変わってないだろうから問題ないと思う。
(なんと言うか宇宙開発担当大臣野田聖子の時点で...)


著者の想像が入っていて「?」と思った部分もあったが、
官僚的システムとか予算不足の弊害とかヴィジョンの欠如とか
読んでて寂しくなった。


著者のコラムをちょいちょい読んだ事があるので
本の内容はあまり新しい感じはしなかったが、
第2JAXAを作って競争原理を持ち込ませるという発想は面白い。
JAXAの中の人もがんばっているんだろうから気の毒な感じもしないではないが)