「恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―」

恐るべき旅路―火星探査機「のぞみ」のたどった12年

恐るべき旅路―火星探査機「のぞみ」のたどった12年

タイトルの威圧感と本の内容がミスマッチに感じた。
タイトルから受ける感じで内容を想像して人間ドラマが中心なのだろう読み始めたので
違和感を感じて最終的に評価が微妙になった。


技術的な説明に終始して、人間ドラマはほとんどない印象。
事実を淡々と伝えるのは嫌いじゃないけど400ページは長く感じた。


面白くなかった訳ではない。
国民からの激励のメッセージに泣きそうになったし、その当時のニュースが書いてあって懐かしい気分になった。
当時宇宙関連に興味が無かったからこんな事が起こっているとは知らなかった。


この本を買ってすぐ(5月に)臼田にパラボラを見に行ってきた。
この本を読み終わってから行くともうちょっと違った視点で見れたかも。


ところでなぜこの本が朝日新聞社から出てるんだろう?
朝日新聞宇宙研の敵だと思ってたのに。