さよならの次にくる

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)


割とオタクチックな感じだけど相変わらずキャラがよく、面白かった。
葉山君は悲しいほど一般人で、好感が持てる。
曲がり角でぶつかるというべたべたな展開で始まり
ニヤニヤして読んでる自分が気持ち悪いorz


最初の方のトリックは簡単すぎて、まあ日常の謎なんだからそんなもんかなあ、
「佐藤希が可愛いからいいや」なんて思いつつ読んでたが、
後半の怒濤の展開は一気に引き込まれた。

「眼鏡を取ったら実は実は可愛かった」なんてありえません。
男の伝統妄想の一類型です。

ですよねー